そういえば、鳥学会に行ってきた

すでに1ヶ月以上の前のことではあるが、鳥学会に参加してきた。今回は北海道の網走での開催だったが、時期は例年の9月ではく11月に行われた。今回はオンラインではなく対面では3年ぶりに行われた。久しぶりの対面で色々な人に会えたし、学会らしい学会の感じがして楽しかった。

ただ、北海道の学会の割には参加者が少なかったと思う。そんな話をしていると、やっぱりまずはコロナもあるし、時期的にも大学の関係者は休めないというのもあったということを耳にした。また、鳥関係の大きなイベントと日程がかぶってもいたらしい。そして何より、11月の北海道は寒いってこともあるのかな。暑い時期に北海道開催で涼しさを感じるのはいいけど、11月になると寒さになってしまう。実際、初日の朝は雪が舞っていたし、寒かった。

来年は本州での開催らしい。蒸し暑いんだろうなぁ。

今シーズンもいつも通りの調査

今年も今までと同じ調査をしている。営巣していた林は伐採されたり、強風で広範囲の倒木で状況が大きく変わってしまっていたりと、なかなか大変なシーズンではある。

厳しい調査になるかなと思ってはいたけど、例年通りといえばそんな感じで進んでいる。問題は調査をする側の人間の気力と体力。8月の上旬まではなんとか乗りきらなけばいけないけど、ちょっと不安。

大きな波は越えた...と思う

昨年の秋からはじまった3回の発表がようやく終わった.これで,明日からは通常営業プラスアルファくらいの忙しさでいられるだろうと思う.この時勢の発表なので,当たり前だけど全部がオンラインで行なわれた.状況を考えるとしょうがないのだけど,発表ももちろん,その後の懇親会も対面ではできない.

懇親会で酒が飲みたいということではなく,発表のあとでの発表では言えなかったことや聞けなかったこと,砕けた話や情報交換が対面ではできないのは残念だなと思った.オンラインでは複数人が同時には話せないので,誰かが整理したりしないとうまく会話にもならない.話すのも順番待ちな感じになったり,ふつうの会話というよりは,発表の続きみたいで堅い話になったりということも否めなかったかなと感じた.

早くコロナが収束して対面で発表や懇親会ができる日が来てほしい.

発表がひとつおわった

昨日,発表がひとつ終わった.今回は発表者ではなく,共著という立場でサポートをしていた.ただ,発表者はただでさえ年度末で忙しいし,いつも発表をしている人ではないので,少し心配だったし,発表させるようになってしまったことにも申し訳なく,できる限りのお手伝いをと思っていた.

しかし,そんな心配は不要だった.ホントにいい発表だった.内容もわかりやすいし,スライドに書いてあることを読むのではなく,その内容を説明,補足して理解しやすかったと思う.聞いていた人にもおもしろさが伝わったと思う.

発表の時間も適度に質疑ができるくらいで調整できていて素晴らしかった.質問と回答が少し違うというのもあったけど,それは緊張していると発表ではよくあること.それを含めても,質疑も問題なかった.

zoomでの発表なので,質問やコメントがチャットで出てくる.しかし,その質問を発表中に伝えることもできない.発表前にサポートするとは言ったものの,実際は何もできないというか,することもなく,ただただPCの画面を見るのみ.

発表,そのシンポジウムが終わり,少し時間が過ぎての感想.まずはホントにありがとうの感謝.そして,自分にも刺激を与えてくれて,また感謝,感謝.やる気が出てきた.これからも,がんばろうという気になってきた.

最近はハズレ

雪も降り完全に根雪だなとなると見やすくなる鳥もいる.そういうことでコミミズクを探しに行く.ここ1~2年はしっかりと見に行けていないのもあるが,それでも1~2羽くらいは見られる印象.多いときには,このへんには10羽以上はいるのかなというくらい見られることもあった.

最近はコミミの前にクマタカを見に行ってから,コミミのほうへ移動するのがコースになっている.クマタカはそれなりに出るんだけど,コミミはまだ見ていない.条件は悪くないと思うし,毎年いるあたりを回っているけどいない.チュウヒやハイチュウも見ない.心なしかオジロワシもオオワシも少ないような気がする.いちばんは,しっかりと見てないのがダメなような気もするけど,その程度の見方でも今までは見つけられたんだけどなぁ....

年が明けた

年が明けて少し時間は経過した.昨年はコロナの影響はそれなりにあった.学会やシンポジウムなどが中止になり,楽しみにしていたものもなくなった.しかし,zoomなどウェブでの学会や発表が行なわれるようにもなり,11月には依頼された発表もできた.今年度の発表はこれだけかなと思っていたら,年明けて春までに2つの発表をすることになった.なかなか追い込まれてはいるけど,依頼の話があるということは,少しでもわずかでも需要というか,人に必要とされている部分があると考えればうれしいこと.そう考えるようにしよう.

その発表のため,データ整理をしていると考えていた仮説とは違う結果に....これは面白いことではあるのだけど,この解釈や考察をするためのレビューをしないとなぁと考えると...

久しぶりに発表した

久しぶりに発表した.今年は春から学会は中止されたし,他にも依頼された発表もキャンセルになった.今年のこの状況では仕方がないだろうと思う.

しかし,会場に行かないでも発表するすべも出てきて,次々と研究発表は行なわれてもいる.とはいえ,自分には関係ないかなと思っていたのだが...リモートで発表を依頼された.

この会には,数年前から発表を頼まれていたのだが,どうしても11月は日程が合わなかったし,忙しいということで断っていた.それが,今年はコロナの影響で,11月の予定は空いていたところに依頼があった(これは,この状況を知っていて,狙い撃ちだったように思う).

それは別にしても,オオタカについて話をすることになった.話せることは限られているけど,データ整理をすれば幅は広がるし,でも限られた時間での発表だしと少し悩む.

結局は,今までのデータに新しいことも少し加えて発表した.はじめての会だったし,zoomでの発表もはじめてだったし,どうなるかと思ったけど,まあまあだったと思う.

アメリカに行ってきた

昨年の11月にアメリカのコロラド州に行ってきた.最近,秋に海外の学会に参加ようになって3回目.前回は南アフリカ,前々回と今回はアメリカだった.毎回,もっと英語が聞けたら,話せたらと思ってばかりで反省を繰り返しているのに成長をしていない.

でも,エクスカは楽しめた.

目の前にプレーリードッグ(種は教えてもらったけど忘れた)がいて,その近くに Ferruginous hawk(和名はアカケアシノスリ?)がとまっていた.プレーリードッグもネズミに比べれば大きかったし,それをエサにする猛禽もそれなりのサイズだった.

イヌワシの営巣している崖,巣も見せてもらった.この真下まで行けたし,日本とはイヌワシの状況は違うということだろう.渡っているのかわからないけど,近くで個体は見られなかった.

鳥学会に参加してきた

先月のずいぶん前のことになるけど,鳥学会に参加してきた.東京なので参加者は多いのだろうなぁと思ってはいたけど,909人と過去最高の参加人数だったようです.

久しぶりに発表もしたけど,やはり準備不足は否めなかった.面白いと思ってもらえるようには伝えられなかったなと思う.自分の研究のおもしろさを伝えきれないってのは,やっぱりダメだよなって反省.

来年の大会は北海道の網走ということなので,また参加者は多いだろうと予測される.できれば,発表したいところではある.でも,来年はしっかりと準備をして,おもしろさを共有できるようにしないといけないと思う.

ポスター完成,印刷へ

来週の後半から鳥学会が始まる.そのポスターができた.今回は内容がうすうすでスペースがすかすかになったので,写真を多めに入れてごまかした.

今回ははじめてポスター印刷を業者に出してみた.はじめは持ち運びが楽そうだし布印刷にしようかなと思った.高いと思っていたけど,それほどの値段でもなかった.でも,今回は写真多めだったので,布ではない方がよさそうだったので紙にした.

東京の大会だし,いつもよりもいろいろな人と話ができればいいなと思います.