原稿の入稿

少し前に依頼されていた原稿の締め切りが昨日だった.締切日のあと1時間くらいで日付が変わるくらいに入稿した.

頼まれるものはいつもそうだけど,時期が選べない.だいたいは忙しい時期に依頼が来る.しかも,誰かの紹介で断るに断れない.ホントは秋冬であれば,余裕があるし,いいものが書けると思うんだけどなぁ...でも,それはかなわない.

結局,いつも通りのやっつけ仕事になってしまう.ホントに申し訳ないし,自分でも情けないし,気持ちも落ちる.次は,しっかりとしようと思う.

結果が楽しみ

メインのフィールド調査はもう強制終了となった.それに先だって,センサーカメラをいくつか回収してきた.

便利な調査道具があるなぁってのが実感.もちろん,メリットもデメリットもあるし,もう少しあれもできたら,これもできたらなんて思うけど,今のところはそれなりに満足のいくデータが取れている.

月末にはメインの場所で回収するので,結果が楽しみ.でも,こちらのデータ数が膨大なので確認と整理が大変.それでも,今までは見ることができなかった様子を見ることができるのは非常に新鮮で楽しい.

最後まで...

猛禽類の繁殖期も終わりに近づいてきた.ということは,その繁殖を確認できるのも終わりに近づいていることになる.でも,この時期でも見つかることもよくある.最後まであきらめてはいけないってことだろう.

今日もハイタカの巣をひとつ見つかった.ほかにも大きな鳥(ヤマシギっぽかったけど)を持ったハイタカがいたけど,こちらはダメだった.

でも,ホントに終わりに近づいてはいる.

久しぶりのハチクマ

シルエットになってしまった...

今日は自分の調査地で久しぶりにハチクマを見た.久しぶりというか2回目だけど.十勝平野では2回目のハチクマだけど,山のほうに行けば見ることができるのかなとは思っています.

日本海のほうではよく見た記憶があったり,オホーツクのほうでもいるという話を耳にする.北海道内での分布を調べてみても面白いような気がする.繁殖分布の濃淡はあるように思うし,その分布の制限要因は気になるところ.

おそらく,チュウヒの道内の分布にも同じように何かがありそうな感じがする.誰か調べないかな.

終わりを迎えつつある繁殖期の調査

そろそろ繁殖期の調査も終わろうとしている.どうしても,終わりがあり,タイムアップを迎えて強制終了になってしまう.そして,いつももっとできたのに....,もっとがんばればよかった...と思いつつ調査は終わる.

この時期の調査を昨年から少し変えた.結果として,この方法のほうがデータが取れると感じたので,今年はほかの種にも使ってみた.

繁殖成績のデータがよく取れるけど,今までこの時期の調査を誤ってたのかなぁと思ってしまう.でもしかたない.

申込終了

鳥学会発表の申込の締め切りは明日.

だいたいの人は締切日に駆け込みでやるもの.事務局をやると一気に申込やファイルが送られてくる.まぁ,この時期はフィールドをやっている人間にとっては忙しいからしかたない.

データ整理,作図はできているので書くだけではあったのだけど,それがなかなか進まない.久しぶりの申込で,以前はA4に12ポイントのフォントでだいたい1000字だったと思ったけど,それが470字とはコンパクトにしないといけない.

数日で書いてはみたけど,一日おいて読み直せばダメなことばかり.でも,それを何日か繰り返して,ようやく先ほど申込を終えた.あとはポスターを作るまで時間があると思うかどうかで,いい発表ができるかどうか???

一喜一憂

繁殖しているのかどうか調査をしていると,当然うまくいくときもあれば,失敗してしまうこともある.調査は冷静にと思うし,感情を持ち込むべきではないけど,繁殖がうまくいけばよかったと思うし,失敗すればダメだったか...失敗の理由は何かと思ってしまう.調査で一喜一憂すべきではないとわかっているけど,どうしてもうまくいけばホッとする.

この写真のオオタカは産卵するくらいに見に行くと,昨年の巣を使いそうなのはわかったけど,林内に重機があって伐採されるのかぁと思った.今じゃなくても...と思ったけどしかたない.林内に個体はいたけど巣には入っていないし,チラッと飛んでいなくなった.

翌月は巣にメスがいたけど,盛んにオスを呼んでいる.エサが足りないのかなぁ.オスはハンティングがうまくいっていないのかなぁ.たぶん,繁殖は失敗するだろうなと思っていた.

数日前,どうせダメだろうと思っていたら,幼鳥にエサをあげていた.もう巣立ちの時期も近づいているし,やっぱりなんとなく一安心する.来年もここで繁殖してくれれば,そしてうまくいけばいいなぁと思う.

この時期の天気

昨日は家を出るときに雨が降っていた.予報は曇りだったのに....でも,この時期は余裕がないし,調査地のほうは降っていないだろうと家を出た. ところが,移動していると激しい雨が降り出した. 調査地は大丈夫,降っていないだろうと言い聞かせて向かっていたが,雨は強いまま.調査地の近くまでが行ったけど今日はできないと思い戻ってきた.

この時期の調査はもう終わりが決まっている.巣立ちが終わってしまい幼鳥が確認できなくなったらほぼ強制終了的に終わらざるを得ない.時間との勝負でもある.できれば一日もムダにはしたくない.でも,天気には勝てない.

今年は早いのか?

今日はオオタカの幼鳥がみられた.でも,この巣は繁殖の開始が遅かったので,こんなに大きくなっているとは思わなかった.

これはちょうど一ヶ月くらい前のノスリの幼鳥.このときも,この時期でこんなに大きい?って思った.先月みたノスリは,ここだけでなくて大きいヒナというか幼鳥だなぁってのばかりだった.

去年は7月10日にオオタカの巣をみていたら,巣にいたり,林内を飛んだりしていたけど,だいたいの幼鳥の数や繁殖の成否がわかりやすかった.なので,今年も10日に調査しようかなと予定を立てていたけど,もしかすると今年は巣立ちが少し早いかもしれない.

今年の学会

今年の鳥学会は東京で行なわれる.いろいろあって2年連続で発表できなかった.1回休むと2回目は,今年もいいかなって気持ちになってしまった.でも,発表しなかった2回とも何にもの人から声をかけてもらえた.

「今年は発表しないんですか?」,「また,楽しみにしています.」なんて温かくうれしい言葉をいただくことが多かった.

今年こそは発表しなければと思っている.データ整理は終わっているのだけど,ストーリーがしっくりこない.まぁ,結果を見てもらえれば話は伝わるとは思うけど....

発表の申込締切まではまだ時間があるので,なんとかなるとは思うけど,早めになんとかしたい.すでにホテルと飛行機のチケットは取ってしまったので.